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得点が取れる打線!2番はマルテ?

どーも、MasaToraです。

 

開幕が待ち遠しいですが自分たちにできることは、開幕スタメン予想と優勝チーム予想ぐらいですよね(笑)

 

そこで今回は面白い記事を見つけたので、紹介してみようと思います。

この記事ではセイバーメトリクスで判断した、阪神タイガースの1番得点力が期待できる打線を組むというものでした。

 

記事の結果から言ってしまうと

 

1.糸井

2.マルテ

3.梅野

4.福留

5.大山/ボーア

6.糸原

7.近本/高山

8.木浪/北条

9.ピッチャー

 

となっています。

さて、どのような理由からこのような打順になったのでしょう?

 

セイバーーメトリクスとは?

サイバーメトリクスとはどれだけ多くの得点を奪えるかということを考えたものです。

多くの得点を奪うには、とにかく出塁が必要になってきます。

打順は1つ下に下がることで、年間約15打席減少し、1番と9番では約120打席もの差が生じてしまうというわけだ。

そのため、1番や2番により出塁する打者を置いた方が年間を通して得点が奪えるという考え方が近年の野球界では主流になっています。

 

この考え方はMLBでは定着しており、エンゼルスマイク・トラウトなどの攻撃的な2番打者の誕生はこの考え方にそったものとなっています。

 

そして、日本でまだまだ主流の考え方である2番がバントで塁を進めるといった考えは、セイバーメトリクスの分析では、得点の期待値を下げてしまうので基本的には推奨されないというのです。

 

これは実戦ではケースバイケースだと思うし、セイバーメトリクスの指標は絶対ではなく、1つの参考なので、それを頭に入れといてください。

 

セイバーメトリクス分析の結果は?

今回の打線は、1年を通して怪我人を一切考慮しなかった場合のベストメンバーです。

そしてセイバーメトリクス分析で用いる指標はOPSです。

OPSとはon-base plus sluggingの略で出塁率長打率で値を算出しています。

 

野球界ではOPSが.8から.9を越している打者は一流と呼ばれる人たちです。

1を超す打者はそのシーズンNO.1バッターだと言っても過言ではありません。

 

今回の打順はこのOPSが高い順に打線を組んでみたそうです。

 

それでは1番から見ていきましょう。

 

1.糸井

1番は糸井という結果になりました。

昨シーズンのOPSは.819(出塁率.403、長打率.416)でチーム2位です。

チームトップではありませんが、走力を加味して1番にしたのだと思います。

2.マルテ

2番はマルテとなりました。

OPSはチームトップの.825(出塁率.381、長打率.444)

さすが助っ人外国人!

2年目の今年は日本の野球にも慣れて、さらなる活躍をしてほしいですね。

 

3.梅野

3番はチームで4番目のOPSとなった梅野です。

OPSは.719(出塁率.326、長打率.393)です。

チーム内で打撃指標を比較すると、梅野を下位打線に置いておくのはもったいなく、保守というポジションで負担がかかるが、得点力アップは期待できるそうです。

 

4.福留

4番はこの間43歳を迎えた福留となりました。

福留のOPSはチーム3位の,741(出塁率.347、長打率.394)

 この年でこの成績はレジェンドですね。

 

5.大山/ボーア

今年はオフに新外国人を5人迎え、期待されているボーアとサンズ。

この記事ではボーアを起用したようで、5番に配置したのは野手としては未知数なのと、オープン戦では苦戦を強いられていたので、5番らへんに配置しといておきたいらしいです。

計算できる打者としては大山です。

昨シーズンはチーム5位のOPS.713(出塁率.312、長打率.401)を記録しています。

今年のオープン戦では首位打者を獲得し、より長距離バッターとして活躍してもらいたいです。

 

6.糸原

6番にはキャプテンの糸原を置いていました。

OPSは.689(出塁率.353、長打率.336)です。

打率こそ.267と高くはありませんが、出塁率はチーム3位と選球眼には定評があります。

 

7.近本/高山

7番には昨シーズン、球団新人最多安打を更新した近本がきました。

安打数こそ159本打っていますが、OPSは.688(出塁率.313、長打率.375)とそれほど高くはありません。

特に打率.271に対して出塁率.313なのでセイバーメトリクスの指標でいけば下位打線が妥当だそうです。

外野を争う高山はOPSが.715(出塁率.336、長打率.369)となっており、打席数の違いがあるので比較は簡単ではないが、スタメン起用もおもしろいと記事では分析しています。

 

8.木浪/北条

8番の2人は、7番の2人と全く同じ理由で悩みます。

木浪はOPS.657(出塁率.302、長打率.355)とセイバーメトリクスの指標は高くないが、北条はOPS.712(出塁率.338、長打率.444)となっており、打席数の違いがあり簡単には比較できないのです。

 

ベストオーダーは?

セイバーメトリクスの指標をもとにしたベストオーダーはこのようになりましたが、あくまで参考です(笑)

シーズンは怪我人もでるし、調子の波もあるので、それを踏まえてベストなオーダーで得点を期待したいですね👍